巻き肩とポッコリお腹とセルフケア

めぐるケアで

循環体質、幸せ体質を手に入れるサポートをする稲葉起久代です。

 

 

ちょっと試してみましょう。

両手を上に「バンザイ」をしてみてください。

 

この時に、両腕が耳の後ろまで行きますか？

 

パソコン作業やスマホ操作の時間が増え

「巻き肩」と言われる姿勢の方が増えてきました。

巻き肩は「肩こり」や「腰痛」などの原因にもなり、

息苦しさや、ポッコリお腹、便秘の原因になる場合もあります。

 

巻き肩でポッコリお腹って、どういうこと？？？

 

 

まず、全身は繋がっていると言うことを、覚えておいてください。

 

巻き肩は、肩が内側に巻き込んで、

左右の肩を結ぶ横のラインが丸まっていることを言います。

 

肩の横のラインが丸まると言うことは、

肩の前面の筋肉が縮んで固まり、

スペースが狭くなることを意味します。

肩の前面が狭まると、肺のスペースも狭めることになり、

人によっては「息苦しさ」を感じる場合があります。

また、スペースの狭まった肺が、

他の臓器を圧迫し、

圧迫された内臓が

ポッコリお腹や便秘の原因になるというわけです。

 

 

原因は様々ですが、

パソコンやスマートフォン、ゲームの使用により、

長時間同じ姿勢が続くこと、

就寝時に横向きで寝ることなどがあげられますが、

私は、

皆さんが、思った以上に「頑張っていること」も

少なからず影響しているのではないかなー？？？と考えます。

 

パソコン作業が多く、

「肩こりが酷いのー」と言う方にお話を伺うと、

パソコン作業をしながら、

気が付くと「めっちゃ食いしばっています」

とおっしゃる方が多いのです。

 

つまり、食いしばるほど頑張ってると言うこと。

 

そして、ストレス、

ストレスは

「外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のこと」を言うのだそうです。

現代の私たちは、常にストレスに晒され、

そのことが「当たり前」になっていますが、

私たちは知らず知らずのうちに

「ちゃんと」とか「間違えてはいけない」「うまくやらなくちゃ」と言った

目に見えない、緊張状態にあるのです。

 

ましてや、コロナ禍が1年以上続き、

多くの方が、不安や心配と言った

重い空気感の中で毎日を過ごしています。

 

 

話が脱線してしまいましたが、

改善する方法はあります。

 

胸の筋肉を柔らかくしてあげれば良いのです。

硬くなった胸の筋肉を「ふわふわ」にしてあげるのです。

ケアの方の方法はとっても簡単

 

 

１，肩の前の胸に両手を当てる。

２、深呼吸をする。（3回）

※　息を吐くときは「ふぅー」とか「はぁー」とか、湯船につかったときの吐息のような声を出すとGOOD💕

３，胸に当てていた手で触れていた部分を優しーーーーく撫でる。（ごく弱ーーーーい力で）

 

片側が終わったら、深呼吸をして、

左右差を比べてみてください。

やった方の胸に空気がたくさん入るな～と感じたらOKです。

それが「緩む」と言うことです。

 

そんなに難しくないでしょ？

デスクワークの合間にもできるし、

いつでもできます。

わずかな時間でできますので、

ぜひ、お試しください。

 

 

先ほど、

全身は繋がっていますよ。とお話をしました。

今のようにして、どこか1か所でも緩ませてあげれば、

少しずつ少しづつ、全身が緩んできます。

 

不調も毎日の積み重ねでできたものです。

まずは、不調が出るまで頑張ってくれた

自分と自分の身体に感謝して、

「ありがとう、お疲れさま」と言ってあげてください。

 

そして、

毎日少しづつ手入れをしてみてください。

もちろん、これだけで不調が改善するとはいえませんので、

プロの手が必要な時は

どうぞ、プロの手を頼ってください。

きっと、あなたの力強いサポーターになってくれますよ。

 

でもね、

あくまでも主役はあなたです。

人任せにしないセルフケア、始めましょう🎵

 

 

バンザイをしたあなたの手の位置は、

耳より前ですか？　後ろですか？

 

最後までお読みいただきありがとうございます。