糖尿病の話 VOL.1

前回の投稿を受けて、

 

今日は「糖尿病」について書いてみようと思います。

 

 

心・気・体

ココロとカラダ、生きる力のサポーター

稲葉起久代です。

 

 

 

まずは、

◆ 「糖尿病」とは?

 

糖尿病は、「体の中の糖が多すぎる」病気のことを言います。

 

食べ物は食べると、体の中で「ブドウ糖」というエネルギーになります。

このエネルギーは車でいうガソリンみたいなもので、

体を動かすためにとても大事です。

しかし、このブドウ糖がうまく使われるためには、

インスリンという「カギ」が必要となります。

 

 

この「ブドウ糖」がエネルギーとしてカラダの中で働くためには、

「インスリン」と言う鍵を使って、

カラダの中の「細胞」と言う部屋の中に入る必要があり、

「糖尿病」はこの「鍵🔏」が不足、壊れていたりるすることにより、

インスリンの機能の低下⇛血糖値が上昇する。と言うものです。

 

糖尿病は1型と2型のに分けることができ、

そのほとんどは肥満や生活習慣と深い関わりがある

2型と呼ばれるタイプです。

 

※ 「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性16.8%、女性8.9%
  

 

 

◆ 糖尿病になるとどうなる?

 

ブドウ糖が体の中でうまく使えなくなるため、

口渇・多尿・倦怠感・体重減少などの症状がみられるほか、

血糖値を正常に保てない高血糖が長期間続くと

脳梗塞・心筋梗塞・失明・腎臓の機能低下、壊疽など

さまざまな合併症が引き起こされます。

 

 

また、最近では高血糖の状態が長く続くと

認知症のリスクも上がるという結果が出ていると言います。

 

 

 

◆ どうすればいい?

 

【食生活で心掛けること】

 

●食べる順番を意識する(野菜・海草firstで)

 

野菜に含まれる食物繊維の働きにより、後から食べる炭水化物などの糖質の吸収を穏やかにすることができます。
おすすめの野菜は「キャベツ」

 

●ゆっくりよく噛んで食べる

 

●糖質の多い食事を知って、食べる量や機会を減らす

 

 穀類:米、パン、うどん、小麦
 甘味料:砂糖、黒糖、ハチミツ、メープルシロップ
 豆類:あずき、インゲン豆、ひよこ豆
 飲料:砂糖入りコーヒー、砂糖入り紅茶、果汁ジュース、炭酸飲料
 調味料:砂糖、みりん、ケチャップ

 

●腹八分目を心掛ける

 

腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れ、腹四分目で神の道

 

●アルコールを適量にする

 

アルコールの摂りすぎは、インスリンが十分に作用しなくなるインスリン抵抗性となり、

血糖値のコントロールができなくなります。

 

● ペットボトル症候群を知る

ペットボトル症候群:糖分を多く含む清涼飲料水を多飲することで血糖値が上昇し、
          さらに喉が渇くという悪循環に陥ることを言います。

最近は「水」のように味のない飲料が飲めない子供が増えたとか・・・。

 

● 夜食・間食に気を付ける

夜間の飲食によって睡眠と覚醒のサイクルを調整しているホルモンのメラトニンの分泌が乱れやすくなり、
さらにはインスリン値が低下し、血糖値が高くなりやすいという研究も発表されています。

 

 

【日常生活で心掛けること】

 

● 適度な運動

● ストレスをためない

● 良質な睡眠

● 適正体重をKEEPする

 ※ 適正体重の指標BMI

  『体重÷身長(m)÷身長(m)』で算出します。

  BMIと体格区分

  BMIが18.5未満:やせ
  BMIが18.5以上25未満:適正体重
  BMIが25以上:肥満
  適正体重はBMIが18.5以上25未満であり、数値が22に近いほど理想の体重です。

 

 

この中で、心当たりや気になる項目があったら、

まずはその

心当たりのあること、

気になることから整えていくのはいかがでしょう?

 

今、症状が無くても、

むしろ、症状がない今から心掛けるだけでも、

元気が長続きする・・・かも。

 

次回は、食生活・日常生活で心掛けることについて深掘りしてみようと思います。

お楽しみに♪